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世界三大銘茶ダージリン品薄の可能性

ウバ、キームンとともに三大銘茶で、紅茶のシャンパンと言われるダージリンの収穫がストライキにより、遅れる可能性があります。

ダージリンはヒマラヤ山脈の麓、インド西ベンガル州の中心都市で、平均標高は2,000メートルを超え、紅茶の栽培に適した地です。

これだけの高地で栽培している紅茶はダージリンだけで、寒暖の差が激しく、茶葉がそれに耐えるため葉の中に養分を蓄えます。この養分により天然の甘みが実現できているのです。

今は、ファーストフラッシュという春摘みの時期で、ただでさえ生産量が少なく高値がつく商品です。
他の茶葉を混ぜたような粗悪品がいつも以上に出回る可能性がありますね。

既に地元の情報では入荷量減少が予想されている。摘み取りが停滞すれば価格への影響は避けられない

出典:産経新聞

ダージリンは香り高く美味しいので、品薄は何とか避けて欲しいです。
でも、不作ではなく、ストライキって、、、最近は色々な飲料の代替え品があるので、あまり揉めてると客は離れていきますよ。

最悪の場合でも、夏頃のセカンドフラッシュまでには何とかして欲しい。この時期のダージリンが一番美味しく、とても甘い香りがします。

昨年は、ストライキが6月前半から9月27日までの約3ヶ月続き、生産準備に1ヶ月ほどかかったようですので、厳しいかもしれません。